アメリカのバーでは、カウンター越しに注文する際に、支払い方法をこんな風に聞いてくることがよくあります。
アメリカの映画やドラマでバーのシーンにも出てくる表現です。
覚えておくと便利なので幾つか紹介します。
Would you like to open a tab?
つけにしておきますか?
Do you want to run a tab?
つけにしますか?
アメリカでは請求書や勘定、伝票のことを口語でtabと言います。
このつけは、注文の合計をまとめて最後に1つのカードで払う意味です。
つけ払いにすると同時にカードをお店に預けます。
最初のドリンク代をカードで払った後には、次の様に聞かれることもあります。
Would you like me(us) to keep your card open?
カードをオープンにして、つけ払いにされますか?
また、友達などの分も自分のカードで払いたい場合は put … on my tab を使って言えます。
You can put his drinks on my tab.
彼のドリンク分も私につけておいてください。
全て注文が終了し会計をすませたい時は、次の様に言って勘定をしめてもらいます。
Can I close my tab?
勘定しめてもらえますか?
I’d like to close my tab.
勘定をしめてもらいたいのですが。
会計時の精算が終わったら、カードを返却してもらいます。
<気を付けたいこと 1>
最初に自分のカードが使えるかどうかを、一応確認しておくと良いと思います。
普通はVISAやMaster付きのカードは使えることが多いですが、JCBや他は使えないこともあります。
また、支払いは現金のみ扱いのところもあります。
こちらも注文する前に、確認しておくと良いと思います。
<気を付けたいこと 2>
何度も毎回注文ごとにカード払いにすると、バーテンダーに嫌がられることがあります。
2回位までは、注文ごとに現金払いやカード払いでも良いと思います。
注文が数回かそれ以上になるようなら、現金扱いのみ以外の所では、最初からカードで付けにする方が良いかと思います。
つけにしてもらえますかの聞き方の例
Can I start a tab?
<気を付けたいこと 3>
アメリカでは、チップは忘れないで払うようにしましょう。
つけにして最後にカードで全部まとめて払う場合は、合計の15%から20%位が目安です。
注文ごとに払う場合は、場所にもよりますが、ビールやワインなどは1ドリンクにつき1ドルから2ドル位、カクテルやウィスキー等は3ドルから4ドル位が現在の相場のようです。
注文はカウンターでして席にドリンクを持って来て座る場合も、注文ごとにチップを払います。
テーブル席に座りサーバーが注文を取りに来る場合は、普通のレストランと同じで会計は最後になり、通常カード払い、現金払いどちらでもOKですが、サーバーに払うチップの目安は15%から20%位のようです。
アメリカのチップについて詳しくは アメリカに行ったらチップは
バーやレストランでよく使う Pick up the tabの意味と使い方
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