「Smart」の意味を間違って使っていませんか?
まずはクイズをしてみて下さい。
「Smart」の意味は次のうちのどれでしょう?
1) 頭がいい
2) お洒落な
3) 鋭く痛む
4) すらっとしている
答えは4)以外の全てです。
「Smart」の意味と使い方を少し説明してみます。
1) 賢い、頭の回転が速い、抜け目がないと言う時に使います。人以外にも使えます。
アメリカ英語では、普通smartは賢いと言う意味で使う事が多いです。
<例文>
He’s so smart.
彼は凄く頭がいい。
I think that was a smart choice.
あれは賢明な選択だったと思います。
2) 外見が小ぎれいでお洒落、あか抜けていると言う時に使います。人以外にも使えます。お店などが高級で粋、スタイリッシュだと言う時にも使えます。
イギリス英語では、普通smartは洒落てると言う意味で使う事が多いです。
<例文>
She looks smart.
彼女お洒落だね。
There’s a smart restaurant on the 9th floor.
9階に洒落たレストランがありますよ。
3) 苦痛や痛み、ズキズキ痛む等の意味もあります。
<例文>
My eyes are still smarting.
まだ目がヒリヒリします。
【注意したいポイント1】
日本人は、痩せてスタイルがいい人をスマートな人と言う事が多いですね。英語では、体型のことを言う時にはsmartと言う単語は使いません。
痩せていると言いたい時は、普通slenderかslimを使って言います。
彼女はスタイルがいいと言いたい時は、例えば次の様に言えます。
She has a nice figure.
She has a great figure.
【注意したいポイント2】
アメリカ英語では、肯定的な良い意味でsmartを使うことが多いです。
イギリス英語だと、ずる賢いと言う意味に捉えられる事が多いです。イギリス英語なら、頭がいいと言う時はcleverを使った方が無難です。
逆にアメリカ英語では、cleverをずる賢いの意味に捉えられる事も多いです。
頭がいいと言いたい時は、英米での使い方の違いに気をつけてsmart/cleverを使い分けるようにした方がよいと思います。
「急用ができてしまって」「ちょっと用事ができた」英語で言うと
「知っていると便利な日付の書き方、読み方」「誕生日の言い方」「西暦の言い方」
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