相手の申し出や提案、
又はプレゼントなどを
最初は遠慮して辞退し、
また勧められた後に、
それではお言葉に甘えてと
言ってから物をもらうことや
相手の申し出等に応じる事が
日本では多いかと思います。
「お言葉に甘えて」は、英語で
どう言ったらいいでしょうか?
状況別に少し説明してみます。
1) 簡単に省略して言う場合
A: If you insist
どうしてもと言うなら、
そこまでおっしゃるのなら
→ お言葉に甘えて
B: If you say so
そう言うのであれば
→ お言葉に甘えて
C: If that’s OK
それで良ければ
→ お言葉に甘えて
Well や OK、Thank you、
また accept one’s offer
(申し出を受け入れる) 等を
付け加えても言えます。
<例文>
Well, if you insist. Thank you.
じゃあ、お言葉に甘えて。ありがとう。
If you insist, then I’ll accept your kind offer.
では、お言葉に甘えさせて頂きます。
<注意したいポイント>
If you insist や If you say so 等は
相手の提案や申し出、勧誘に快く応じる時と
気が進まないけど仕方なく受け入れる時と
両方の状況の時に使える表現です。
2) ありがとうと言う気持ち、
感謝の気持ちをより伝えたい時
A: Thank you for your kind offer.
ご親切な申し出ありがとうございます。
→ お言葉に甘えさせて頂きます。
B: Thanks for your kind offer. I appreciate it.
親切な申し出ありがとう、感謝します。
→ お言葉に甘えます。
3) そうさせてもらいます、
申し出や提案、誘い等に応じる、
受け入れると言いたい時
A: Take ~ up on … を使う。
意味は~の(申し出や提案等に)
応じる、受け入れる。口語的表現。
<例文>
Then, I’ll take you up on that.
じゃあ、そうさせてもらいます。
→ じゃあ、お言葉に甘えさせてもらいます。
B: accept を使う
意味は(申し出や提案等に)応じる、
受け入れる。
<例文>
I’ll accept your kind offer.
ご親切なお申し出をお受け致します。
→ お言葉に甘えさせて頂きます。
<会話の例1>
A: Shall I pick you up at the station?
駅まで迎えに行きましょうか?
B: If it’s not too much trouble, I’ll take you up on your offer.
面倒でなければ、お言葉に甘えてお願いします。
<会話の例2>
A: Why don’t you take a day off tomorrow?
明日、仕事休んだらどうですか?
B: Well, then I’ll accept your kind suggestion and take a day off tomorrow.
それでは、お言葉に甘えて明日休ませて頂きます。
<日本的な会話の例>
A: This is for you.
これあげるよ。(これどうぞ。)
B: Oh, I can’t take it.
いや、いいですよ。(もらえないですよ。)
A: Please don’t say that and take it.
そう言わないで、どうぞもらって下さい。
B: Are you sure?
本当にいいんですか?
A: Yes. I really want you to have it.
ええ、本当にもらってといてください。
B: Well, if you insist. Thank you.
そんなに言うのなら、お言葉に甘えて。
<英文を作るとき>
日本語をそのまま直訳すると
意味が不明になる時や
英語に訳せない時などは
簡単な日本語に直してから
英語に訳すようにすると
文が作りやすくなります。
例えば、何を言いたいのかを
小さな子供でも分かるような
簡単な日本語にしてみて、
その後で英語で何と言うか
考えてみる、訳してみると
いいと思います。
「sorry I’m late と sorry to be late の違いと使い方」
その他の表現は 英語の表現集一覧 からページを選び見て下さい。