「会話に出てくる英語表現」

映画やドラマにも出てくる次の口語表現は、いつ使う表現でしょうか?

1) I know, right?
2) I knew it!
3) How should I know?

1) I know, right?
意味は「だよね」「そうそう」「うん、わかる」「でしょー」等です。
相手が何か言ったことに対して同意する時に普通使います。
相槌の 1 つとしてアメリカで使われているカジュアルな口語表現です。
また、略した IKR は SNS やチャットでもよく使われています。

<会話の例>
A: This is great.
これ、最高。
B: I know, right?
ね、でしょうー。

2) I knew it!
意味は「やっぱりね」「そうだと思ってた」「思った通りだ」等です。
自分が思っていたことが予想通りだったと言いたい時に使います。
言う時は knew にアクセントを置き knew を強めに言います。
That’s what I thought. と同じような意味です。

<会話の例>
A: He got promoted to a manager.
彼、マネージャーに昇格したよ。
B: I knew it!
やっぱり!

<I knew it と I knew that の違い>
I knew it!
「knew」を強めに言い「やっぱりそうだった!」「そう思ってた!」
I knew that! 「that」を強めに言い「そんなこと知ってたよ!」「言われなくてもわかってた!」きつい言い方になります。

3) How should I know?
意味は「知らねーよ」「聞かないで」「分かるわけないよ」等です。
そんな事聞かれても知っているわけないだろと言いたい時に使います。
I don’t know より、きつい言い方、イライラ感のある言い方です。

<会話の例>
A: Do you know how old she is?
彼女の歳知ってるかい?
B: How should I know?
知ってるわけないじゃん、そんなこと。俺に聞くなよ。

<注意したいポイント>
今回の表現は 3 つともカジュアルな口語表現でくだけた言い方です。
相手や状況によっては使わない方が良い時もあります。
また、親しい間柄でも相手によってはこういう言い方を嫌う人もいます。

自分で使う時の目安は、まず自分が相手と親しい間柄であり、相手も自分に対してそういう表現を使っている、また文脈から判断して使って良い状況にある時です。

映画やドラマ、またテレビの朝番組やトークショー等で出てきた時に、どういう相手にどういう状況で使っているのか注意して聞いてみるといいと思います。

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「お店で使える英語の表現」

「イッキ見」を英語で言うと

知っていると得する「Almost」のこんな使い方

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その他の表現は 英語の表現集一覧 からページを選び見て下さい。

イギリス英語でよく使う表現

 

イギリスは日本と同じく会話で「ね」「ですよね」「でしょう」等を
文の終わりにつけて話すことが多いです。
英語では「tag questions」 と呼ばれる付加疑問文です。

今日は会話の時にイギリス英語でよく使われる不可疑問文について、
おさらいをしてみたいと思います。

「付加疑問文」
相手に何か確認する時や念を押す時、同意を求める時等に使います。
語尾のイントネーションを上げて言うと事実の確認や念を押す、または
相手の意見を聞きたいなど質問するニュアンスが強くなります。
語尾のイントネーションを下げて言うと相手に同意して欲しい、
単に同意を求めるニュアンスになります。

<作り方>
基本
1) 主語+動詞/助動詞~,動詞/助動詞の否定形の短縮+代名詞?
意味: ~ね、~よ、~だよね、~でした、~でしょう等
前の文が肯定の時は後ろにつけるタグは否定形で疑問符をつけます。
動詞、助動詞の否定形は短縮して使います。
前の文の後、後ろのタグの前にコンマをつけます。
時制は変更せずに前の文と同じ時制を使います。
一般動詞の後ろにつける動詞の否定形はdon’t, doesn’t, didn’t です。

<例文>
He’s very popular, isn’t he?
彼って、すごく人気あるでしょう。
She loves hanging out with you, doesn’t she?
彼女、あなたと遊ぶの大好きだよね。
It was a good movie, wasn’t it?
いい映画だったでしょ。
So your little sister moved to Nagoya, didn’t she?
で、妹さんは名古屋に引っ越したんだよね。
You’ve been to New York, haven’t you?
ニューヨークに行ったことあるよね。

2) 主語+動詞/助動詞の否定形~,動詞/助動詞の肯定+代名詞?
意味: ~ではないよね、~ではないかな、~ではなかったよね等
前の文が否定の時は後ろにつけるタグは肯定形で疑問符をつけます。
前の文の後、後ろのタグの前にコンマをつけます。
時制は変更せずに前の文と同じ時制を使います。
一般動詞の後ろにつける動詞の肯定形は do, does, did です。

<例文>
He didn’t say that, did he?
彼はそんなこと言わなかったでしょ。
It shouldn’t take too long, should it?
時間そんなにかからないよね。
It won’t rain tomorrow, will it?
明日、雨降らないよね。
There isn’t any milk in the fridge, is there?
冷蔵庫に牛乳ないでしょ。

<注意したい例外>
1) 前の文が I’m を使った肯定文の時:
後ろのタグは amn’t I ではなく通常「aren’t I」を使います。
後ろのタグを「am I not」にすると表現が堅苦しくなります。

<例文>
I’m a genius, aren’t I?
俺って天才だよな。
I’m right, am I not?
私は正しいです、そう思っていますが違いますか。

2) 前の文が命令文の時:
命令文の時の主語は you なので、前の文が肯定文の時は
後ろのタグは「will you」か「won’t you」を使います。
「won’t you」を使うとソフトで少し丁寧な表現になります。
前が否定文の時の後ろのタグは「will you」しか使えません。

<例文>
Give me a hand, will you? 手貸してよ。
Give me a hand, won’t you? 手貸してください。
Don’t go there, will you? そこには行くなよ。

3) 前の文が Let’s を使った勧誘の時:
Let’s は Let us の短縮形として捉え、後ろのタグは「shall we」を使います。

<例文>
Let’s take a break, shall we?
ね、休憩しようよ。
Let’s not talk about it anymore, shall we?
そのことはもう話さないようにしようよ。

<補足説明>
不可疑問文の時の答え方は、普通の疑問文の時と同じです。
文の内容を肯定するならYes, 内容を否定するならNoで答えます。
日本語と英語のYes/Noが逆になるので気をつけましょう。
<例文>
You don’t like him, do you? 彼のこと好きじゃないでしょ。
Yes, I do. いえ、好きですよ。
No, I don’t. はい、好きじゃないですね。

<注意したいポイント>
付加疑問文は口語表現のカジュアルな言い方です。
相手や状況によっては使わない方が無難な時もあります。
特にビジネスシーンでは使わない方が良い時が多いと思います。

アメリカでも不可疑問文は使いますが、どちらかと言うと文の後に
「right」「OK」 等を使うことが多いです。
不可疑問文だとそれに答えなければならないと思う人も意外と多いです。
アメリカでは「~, right?」「~ , OK?」 等を使う方が良いと思います。

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「イギリスと日本の共通点」

イギリスと日本、いろいろ違う所もありますが共通点もあります。
例えば、両方とも島国で国土の面積が比較的に小さい、
車が右ハンドルで道路は左側通行になっている、
お茶好きで日本では緑茶、イギリスでは紅茶ですが、
お茶を頻繁に飲む習慣がある等です。

この前の投稿「イギリス英語」でよく使う表現「イギリス英語」

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どんな状況の時に使う表現

「料金」英語で言うと

「Anyway」と「Anyways」の違いって何?

「Thank you as always」の意味

その他の表現は英語の表現集一覧 からページを選び見て下さい。

使わない方が良い英語の表現

使う時には要注意!

「使わない方が良い英語の表現」その 2

文法的には間違いがなくても、使うとまずい表現があります。
相手に嫌な思いをさせる表現は、使うと気まずくなるだけでなく
相手をイライラさせ怒らせてしまうこともあります。
そう言う表現は、出来るだけ使わないようにしたいですね。

2)
X Can you speak ( Japanese )? 「使わない方が良い表現」
(日本語)は話せますか?
→ (日本語)話すことは出来ますか?
→ (日本語)を話す能力はありますか?

X Can you use ( chopsticks )? 「使わない方が良い表現」
(箸)は使えますか?
→ (箸)を使うことって出来るの?

< 説明 >
能力を聞くときの Can you ~?
~する事が出来るか、それをする能力があるのか聞いています。
能力を聞く Can you ~? は出来そうに見えないけど~出来るの?
不器用そうだから、頭良くなさそうだから~は出来ないよね、でも出来るの?と聞こえることもあるので使う時は注意が必要です。

< 誤解されない無難な言い方 >
英語圏では、人が普通すること、例えば言葉を話す、何かを食べる等は能力ではなく習慣として捉えるので普通 Can you ~? は使いません。

習慣として~をするかどうかと聞く時は Do you~? を使って言います。あからさまに~出来るかと聞くと失礼かなと思う時も、Do you~? を使って言います。

Do you speak ( Japanese )?
(日本語)は話せますか?→ (日本語)話しますか?

Do you use ( chopsticks) ?
(箸)は使えますか?→ (箸)使いますか?

*補足説明*
面接の時に雇う側の立場の人が雇用上必要であるならタイプすることが出来るか等の能力をCan you を使って聞くことはあります。普通人が知らないような言語や通常人が出来ないような事、また練習をかなり積まないと出来ないようなことはCan youを使っても聞けます。

< 紛らわしい表現 >
X Can you eat?
食べれますか?

1) 今、または今日食べることが出来るのか?と聞こえます。
答えとしては、薬を飲んでいる、検査前など何かの都合や理由があり食べられない、または何もないから食べられる。

2) 意味が不明なため Can I eat what? または Eat what?
何を食べられるかって?と聞き返されることもあります。

X Can you eat ( ramen noodles )?
(ラーメン)食べれる?
→ (ラーメン)食べることは出来ますか?
→ (アレルギーや減塩中でないよね、ラーメン)食べること出来る?

「ラーメン食べれるかと普通に英語で聞くときは」
Do you eat ramen noodles?
ラーメンは食べれますか?→ ラーメン食べますか?

寿司や天ぷらなどの日本食を食べている外国人は多いですが、納豆、梅干し、ウナギのかば焼きなど食べたことがないだろうと思われる人には、習慣を表す Do you …? は使わない方が良いです。その代わりに~を食べたことありますか?と聞いた方が良いです。

Have you tried umeboshi (Japanese pickled plums)?
梅干し食べたことはありますか?

*注意したいポイント*
能力を聞くCan you~? と何かをしてもらいたい場合の依頼の時に使う Can you~? を混同しないようにしましょう。

< 依頼の時に使う Can you~? >
Can you give me a call after work?
仕事終わったら電話ください。

Can you keep an eye on my bag?
カバン見ててもらえる?

Can you bring me a cup of coffee?
コーヒー持ってきてくれる?

「使わない方が良い表現」は、文の前に X がついています。
その他にも使わない方が良い表現はあるので、また紹介します。

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「使わない方が良い英語の表現」その1

「使わない方が良い英語の表現」その 3

「使わない方が良い英語の表現」その 4

「使わない方が良い英語の表現」その5

「Thank you as always」の意味

「今日はいい天気だ」の英語の表現いろいろ

「Would you like (to) …? / Do you want (to) …?」の意味と使い方

その他の表現は英語の表現集一覧 からページを選び見て下さい。

 

「イギリス英語」

日本で見れる海外ドラマはアメリカ発が主流なので、スラングも含めアメリカ英語に慣れている人が多いと思います。

アメリカ英語とイギリス英語の違いは何でしょうか?

単語やスペル、発音だけでなく実は文法や表現の違いも沢山あります。

今回は「イギリス英語」でよく使う表現を 3 つ紹介します。

イギリスのドラマや映画を見る時やスポーツ観戦時などにも参考にして下さい。

 

1) Cheers
アメリカだと「乾杯」の意味ぐらいでしか使わない Cheers ですが、イギリス英語ではカジュアルな表現として他の意味でもよく使います。

例えば親しい間柄同士で会った時の挨拶「よお」「おっす」、別れ際の挨拶「じゃあな」、お礼「サンキュ」「ありがと」、同僚に会社で「お疲れ~」、メールの最後に「じゃ、また」等です。

<会話の例>
A: Here you go.
はい、どうぞ。
B: Cheers!
おっ、サンキュ!

* Cheers の補足説明 *
イギリスやイギリス圏 (オーストラリアやニュージランドなど) では、例えばスーパー等のお店で、店員さんがお客さんに親しくなくても最後に Cheers と言って買った物を渡してくれる時もあります。

アメリカだと  Have a nice day!  の感じです。

Cheers は くだけた言い方なので、相手や状況によっては使わない方がよい時もあります。自分で使う時は、相手が自分に対して使ってくれている場合+状況にあわせて使うようにするとよいと思います。

2) Have you got …?
「持っていますか / ありますか」

アメリカ英語では普通 Do you have …? の方を使います。

*Have got = Have
(Have got の方が Have よりカジュアルな表現)

<会話の例>
A: Have you got any pets?
何かペット飼ってる?
B: Yes, I’ve got a dog.
うん、犬飼ってるよ。

A: Have you got anything to do today?
今日何かすることある?
B: I’ve got a lot of things to do.
やることは沢山あります。
(*やること何もない → I’ve got nothing to do.)

3) Lovely
素敵、美しい、可愛いい、親切な、優しい、楽しい、美味しい、見事な、素晴らしい等、very nice と言いたい時に使います。

アメリカ英語では great  にあたる言い方です。

例えば天気いい、景色が素晴しい、料理が美味しい、服がおしゃれ、いい人、作品が見事など、ほめる時、何かを良いと言う時です。

その他 OK オッケー、大丈夫、 thank you ありがとうと言いたい時、yes, please  お願いしますと言いたい時も lovely を使って言います。

<例文>
Lovely to meet you!
初めまして、よろしく!

She’s such a lovely person.
彼女は、なんていい人なんだ。

What a lovely goal!
見事なゴール!

That was a lovely meal.
食事美味しかった。

The view from the top of the mountain was lovely.
山頂からの眺めは素晴らしかった。

Would you like some tea? That will be lovely.
紅茶でもいかがですか?ありがとう、頂きます。

* Lovely の補足説明 *
イギリスでは女性男性両方とも上で説明したように色々な意味で使います。

アメリカでは lovely を使う時は基本的に可愛い、綺麗と言う意味で使うことが多く、男性はあまり使わない傾向にあります。

アメリカで何かが凄くいいと言う時は great を使うようにした方がいいと思います。

他にも「イギリス英語表現」は沢山あるので、また別の機会に紹介します。

では、良い週末を!
Have a lovely weekend!

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「わからない」英語で言うと

英語で「わからない」と言う時

質問の答えがわからないので「わかりません」と言いたい時、
聞かれた事について知らないので「知りません」と言いたい時、
英語でどう言ったらいいでしょうか?

a) I don’t know.
b) I’m not sure.
c) I have no idea.

a) b) c) のどれを使っても言えますが、違いがあります。
どう使い分けたらいいのか少し説明します。

a) I don’t know. わからないです。知らないです。
情報や知識について単にわからない知らないと言う時に使います。

<会話の例>
Do you know where he lives?
彼がどこに住んでいるか知っていますか?
I don’t know.
知らないです。

*注意したいポイント*
言い方にもよりますが、 I don’t know. とだけ言うと
知らん、そんなこと知るかよ、と言っているように
受け取られることもあります。
目上の人や I don’t know. とだけ言うと失礼かなと思う時は、
I’m sorry や I’m afraid をつけたして言うといいと思います。
I’m sorry I don’t know. すみませんが知りません。
I’m afraid I don’t know. あいにく(残念ながら)私ではわかりません。

b) I’m not sure. はっきりわかりません。よく知りません。
確信や自信がないので、その事がはっきりわからないと言う時、
少しは知っている、わかっているが断定せず曖昧に言う時、
やんわり遠回しに、知らない、わからないと言う時に使います。
*sure の意味: 確信して、確かに

<会話の例>
Do you know what time the meeting is?
会議は何時からか知っていますか?
I’m not sure.
ちょっとわかりません。

c) I have no idea. 全くわからない。全然見当つかないです。
そのことについてはさっぱりわからない、見当がつかない、また
見たこと聞いたこともなく何なのか想像つかないと言う時に使います。
*idea の意味: 考え、思いつきの他、見当や想像など。
c) の場合は、後者の意味です。

I have no idea. を略し No idea と言うと、よりカジュアルな言い方です。
また、同じ意味で I have no clue. とも言います。
*clue の意味: 手がかり、かぎ、糸口など。

*注意したいポイント*
No idea の単数形 idea を複数形 ideas にして言うと違う意味になります。
I have no idea.→ 全然わかりません。
I have no ideas.→ 少しもアイデアが浮かばない/何も考えが思いつきません

<会話の例>
Do you know what this is? これ何だかわかる?
I have no idea. 全くわかりません。
(No idea. 見当つかん。)
(I have no clue. 全然わかりません。)

* 簡単に違いをまとめると *

<質問の答えがわからない時、聞かれた事について知らないと言う時>

a) 単にわからない、知らないと言いたい時:
I don’t know.
わからないよ。わかりません。知らん。

b) 少しは知っているが、はっきりはわからないと言いたい時、
または、知っている、わかってはいるが断定して言いたくない時:
I’m not sure.
ちょっと、わかりません。よくは知らないです。

c) 全然わからない、皆目見当もつかないと言いたい時:
I have no idea. / I have no clue.
全くわかりません。全然見当つかないです。

*「I don’t understand」と「I don’t know」の違い*

I don’t understand.
(あなたの言っていることが)理解できません。(意味が)わかりません。
相手の言っている事や意味がわからない、理解できないと言う時に使います。

I don’t know.
(答えが)わかりません。(そのことについて)知りません。
質問の答えや聞かれた事のその知識や情報を知らない、わからないと言う時に使います。

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