「仕方ない、しょうがないを英語で言うと」
日本人やアジア系の人は it can’t be helped と訳す人が多いですね。
英語圏の人は色んな表現を状況別に使い分けて使うことが多いです。
今回は5つの状況に分けた言い方と相槌としての言い方4つ紹介します。
<状況別の言い方>
1) 状況を変えられない何も出来ない場合
「どうすることも出来ない仕方ない」
<例文>
I can’t help it.
There’s nothing I can do.
2) 選択の余地がない状況の場合
「他に方法がなく、そうするしかない仕方ない」
<例文>
I have no choice.
I’ve got no choice.
(I have よりカジュアルな言い方)
3) 避けられない状況の場合
「避けられない、どうにもならない仕方ない」
<例文>
It’s inevitable.
It can’t be avoided.
It can’t be helped.
4) 難しくても嫌でも、それを受け入れる状況の場合
「世の中そういうもの、仕方ない」
<例文>
It is what it is.
That’s life.
That’s how it goes.
That’s the way it is.
5) どうやってもダメ、無駄、意味がない状況の場合
「~するのは無駄、諦めた方がいい仕方ない」
<例文>
It’s no use ~ing.
There’s no use ~ing.
There’s no point in doing ~.
「どうやってもダメ、見込みない諦めた方がいい仕方ない」
<例文>
I’m a lost cause.
It’s a lost cause.
<相槌としての言い方>
1) Oh well (Oh well, it is what it is.)
「まあ、いいっか、しょうがない」
起きてしまった嫌な事や悪い事を意に反するが受け入れる時に使います。
Oh well だけでも、仕方ないけど受け入れると言うニュアンスがあります。
後に it is what it is 等を付け加えると物事、人生、思う様にいかない、
そんなもんだ、と言う気持ちがプラスされた言い方になります。
2) So be it.
「いいよ、そうならそれで仕方ない」
それで構わないの他、じゃあそうすれば、好きにすれば等の意味もあります。
話の流れや言い方などに気を付けて使った方が良い表現です。
3) Fine (It’s fine if you say so.)
「いいよ、わかった、しょうがない」
言い方によってイライラしている様に聞こえることもあります。
Fine と一言だけ言うと、ぶっきらぼうでイライラ感が増して聞こえやすいです。
まずソフトに言う様にし、if you say so そう言うなら等、何か付け加えて
言うようにすると良いと思います。
4) Too bad (That’s too bad.)
「すごく残念、しょうがない」
基本的には、とても残念と言う意味の表現です。
残念だけど、どうすることもできない仕方ないと言う意味合いで使えます。
<補足説明>
相手や状況により、主語や時制を変えなければならない時は変えて下さい。
例えば、主語をYouやWe等にする、または現在形ではなく過去形にする等。
<まだある、その他の言い方>
例えば次のようにも言えます。
「済んでしまったことはどうしようもない(仕方ない)」
<例文>
What’s done is done.
What’s done cannot be undone.
「どうにもならない、手に負えない(仕方ない)」
<例文>
It’s out of my hands.
It’s beyond my control.
「(仕方ない)ほおっておいたほうがいい」
<例文>
I should just leave it.
You should just leave it alone.
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